地上デジタルとは
2011年7月。テレビの地上波はアナログからデジタルへ変わります。
このことは、CMやテレビ番組での告知でご存知の人も多いでしょう。
しかし、何故、テレビやアンテナなどの買い替えまで必要な、
地上デジタルへの切り替えを国がこれだけ推し進めるかは、
ご存知ない人もおられるかと思います。
地上デジタルの本当の目的は、電波を有効利用することです。
携帯電話、無線LANなど、無線製品はどんどん増えてきています。
しかし、飛ばせる電波の量は決まっており、近年では、
その量がパンク寸前になっていることが問題視されてきました。
そのため、電波の中でも場所を取っているテレビの電波を、
圧縮するために地上デジタルが使われるようになりました。
地上デジタル導入で空白になる電波の場所はVHF帯域です。
1~12チャンネルまでというとわかりやすいでしょうか?
この空白になる、言わば跡地は、携帯電話などで使われるようです。
地上デジタル導入で、この部分は、UHF帯域と統合されます。
現在13~62チャンネルで使われている場所です。
ここに1~12チャンネルが加わることになります。
地上デジタルは、地上アナログとは画質が大きく変わります。
まず、地上アナログではおなじみのゴーストのようなものは、
地上デジタルではなくなり、代わりにブロックノイズが発生します。
これは、電波の弱いとき、画面がモザイク状になってしまうもので、
スカパーなど、CSを視聴しておられる方ならご存知かもしれません。
しかし、おおむね画質は美しくなると思っていいでしょう。